ご覧いただきありがとうございます。
ALTEC LANSING アルテック・ランシング 604Aハリウッド 612A! 貴重な最初期RWBです! 極上の逸品! 同軸型スピーカー ペア! の出品でございます。
文化遺産級のスピーカーシステムが入荷いたしました!
ALTECの大変に貴重な604RWBを搭載しました、オリジナルの612Aシステムとなります。
同社の中でも最もロングセラーを記録したモデルであり、今回出品のお品は、1945年にリリースされたシリーズ中の最初期モデルとなるお品です!
日本国内においてはスタジオモニター用としてもお馴染みかと思いますが、元々は映画用モニターとして開発されたお品でした。
設計におきましては、ジェームス・B・ランシングとジョン・K・ヒリアードの共同開発によるもので、、同社の中でも初となる2WAYの同軸型となりました。
また、後の604C以降の製品とは異なり、蝶ダンパー+フィックスドエッジの採用した点は大きな魅力であり、スピード感とレスポンスの良さにおいては、この上ないパフォーマンスです!
また、高音域においてもホーンの開口部が広くまた、金属部を薄く作っておりますので、指向性も比較的少なく、繊細さと緻密さも申し分の無い仕上がりです!
インピーダンスも20Ωと言う設計も604Aのみの仕様であり、またクロスオーバー周波数も2000Hzと他の604シリーズとは仕様が異なります。
ネットワークは現在、N-2000-Bを採用しておりますので、恐らく1945年初頭の物ではなく、ラベルが変更される直前のやや新しい年代のお品かと思われます。
しかしながら、最初期の称号であるRWBのラベルは正にマニアの心をくすぐりますね。
エンクロージャーにおきましてもALTECのオリジナルの612Aであり、無論、最初期の釘打ちタイプ「黒箱」となります!
これだけでも大変に貴重なお宝です!
後の「銀箱」の愛称でも知られる612Aとは全くの別物であり、音の響きにおいては正に楽器のようです。
外装は塗り変えされた形跡はあるものの、ALTECのゴールド文字をあしらったシルクプリントも健在であり、ここまで内容の揃った個体は今後出回る事は無いでしょう。
肝心の音質におきましては、低域から高域の緻密さとレスポンスの良さは他の追随を許さない音づくりであり、WEの息吹さえも感じさますね。
特に、中音域の厚みと迫力は素晴らしく、リアリティの高さにも息を呑むようです。
音楽もJAZZやクラシックの再現力は申し分なく、ヴォーカルの息遣いや楽器一つ一つの粒立ちの良さも実に見事な物です!
後の604Bはさておき、604C以降の製品とはまるで別物ですので、この上ない満足度を与えてくれる事でしょう。
インピーダンスは20Ωとなります。
究極のビンテージに付き、今後価値も上がることでしょう。
コンディションにおきましては、エンクロージャーの軽微なキズは見られるものの、大きなハガレや変形などは一切無く、年式を考慮すれば奇跡的コンディションかと思います。
フロントのネットもオリジナルです。
同色にて塗り替えがされているようですが、貴重なシルクプリントは健在です!
ユニットにおきましては、コーン紙もオリジナルの状態であり、ダイヤフラムの状態も申し分ないです!
片方のユニットに一箇所のみエッジ部に1cmほどの亀裂は見られますが、それ以外は左右共に奇跡的なコンディションです。
ネットワーク・ユニット共に塗装面も綺麗です。
無論、音出しも申し分なく、抜群のサウンドです!
内部の配線もWE製となっております。
左右のロッドにも大きな違いも無く、音質差もございません。
ペアでの出品となります。
この機会にどうぞ!